使用する Film の種類とサイズをなるべく簡単にご紹介します。
大胆に書きますので少々はずれるところもあります。
■ネガとポジ
写真撮影に使用されるフィルムは、ネガフィルムとポジフィルムの2種類に大きく別れます。
●ネガフィルムとは
文字通り(negative=陰画)白黒反転した状態で記録されるフィルムです。普通はそのままでは使用せず、印画紙に反転プリントすることで使用します。皆さんが通常使用しているものが、カラーネガフィルム(negative
color)です。普通は記録用(皆さんが使っています。)としてプリントを作り鑑賞します。(白黒フィルムもこの中に入ります。)
私がネガフィルムを使用する場合は、撮影したものを額などに入れて掲示するか、プレス発表用など大量に配布する商品撮影・インターネットのホームページを作る時くらいしか使用しません。(集合写真・記念写真なども使うのですが、私は撮影しません。)
私がネガフィルムを使用する場合は、撮影したものを額などに入れて掲示するか、プレス発表用など大量に配布する商品撮影・インターネットのホームページを作る時くらいしか使用しません。(集合写真・記念写真なども使うのですが、私は撮影しません。)
●ポジフィルムとは(スライド)
文字通り(pojitive=陽画)見た目と同じ状態で記録されるフィルムです。スライドとしてスクリーンに投影したり印刷原稿としてそのまま使用します。
私が通常使用するフィルムです。現像の処理もネガフィルムと異なるため、街のDPE店からでは1週間ほど現像に時間がかかります。私の場合は、専門の現像所へ処理を依頼しています。
私が通常使用するフィルムです。現像の処理もネガフィルムと異なるため、街のDPE店からでは1週間ほど現像に時間がかかります。私の場合は、専門の現像所へ処理を依頼しています。
■Film Size
●35mm
使い捨てカメラ・一眼レフなどに使用されているフィルムです。最近でてきたAPSとは異なります。
カメラが小型・軽量な為、雑誌などの取材(スナップ)・記録用途で主に使用します。フィルムサイズが小さいため印刷物でも大きなカットには向きません。
35mm判画面サイズ(24x36mm) パーフォレーション込みのフィルム幅が35mm。
カメラが小型・軽量な為、雑誌などの取材(スナップ)・記録用途で主に使用します。フィルムサイズが小さいため印刷物でも大きなカットには向きません。
35mm判画面サイズ(24x36mm) パーフォレーション込みのフィルム幅が35mm。
●6×6・6×7(ロクロク・ロクナナ)
ハッセルブラッド・ローライ・アサヒペンタックス・マミヤ・ゼンザなどの中版カメラで使用されます。
レンズシャッター方式を採用するカメラが多いので、早いシャッタースピードでシンクロ(ストロボ同調)できます。通常の撮影ではこの辺りを使っています。最近はフォーカルプレーンシャッターでもシンクロスピードが上がってきましたね。
画面サイズは6×6判(55.6x55.6mm) 6×7判(55.6x69mm)。
レンズシャッター方式を採用するカメラが多いので、早いシャッタースピードでシンクロ(ストロボ同調)できます。通常の撮影ではこの辺りを使っています。最近はフォーカルプレーンシャッターでもシンクロスピードが上がってきましたね。
画面サイズは6×6判(55.6x55.6mm) 6×7判(55.6x69mm)。
●4×5(シノゴ)
皆さんには馴染みのない蛇腹式のカメラです。海外メーカではジナー・リンホフ、国内ではトヨビュー・ホースマンななどのメーカーがあります。
レンズ面とフィルム面が別々に動作可能(一部不可)なため「あおり」という機能が使えます。この機能により、一般カメラで撮影すると曲がってしまう垂直線や、水平線を真っ直ぐに矯正できます。建築撮影や微妙な調整が必要な商品撮影に使用しています。
画面サイズは4×5判(94.5x122.5mm) このサイズ以降はインチ表記となります。
レンズ面とフィルム面が別々に動作可能(一部不可)なため「あおり」という機能が使えます。この機能により、一般カメラで撮影すると曲がってしまう垂直線や、水平線を真っ直ぐに矯正できます。建築撮影や微妙な調整が必要な商品撮影に使用しています。
画面サイズは4×5判(94.5x122.5mm) このサイズ以降はインチ表記となります。